GMOインターネットグループのアクセス開発部で、アプリケーション開発を担当している伊藤です。
弊社ではドメインやホスティング事業の他にも、アクセス事業を長年提供しています。
アクセス事業は、かんたんに言うと「インターネットを使えるようにするサービス提供」です。
普段、何気なく使っているインターネットについて皆さんはどれだけ知っているでしょうか?
今回はそんなインターネット(アクセス事業)についての説明になります。
インターネットを使うためには
インターネットを使うためには、大きく分けて回線事業者とISP事業者それぞれと契約が必要になります。
回線事業者:
インターネット回線における光ファイバーケーブルなどの物理部分を提供しています。
NTTやKDDIが主な回線事業者になります。
ISP事業者:
ISPとは「Internet Service Provider」の略称で、お客さまとインターネットをつなぐサービス部分を提供しています。
弊社はISP事業者として「GMOとくとくBB」をサービス提供しています。
補足:
一昔前までは回線事業者とISP事業者それぞれと契約が必要でした。
最近では1社と契約することでインターネットが使えるサービス提供が増えています。
GMOとくとくBBについて
GMOとくとくBBは、GMOインターネットグループが掲げる「すべての人にインターネット」を基に、インターネットをおトクに提供するISPとして2009年よりサービス提供しています。
高品質なサービスを安価に提供するだけではなく、ご利用中も安心してお使いいただけるようにサポート体制も充実しています。
「GMOとくとくBBにして良かった」というお客さまの満足度No.1を目指しています。
提供している主なサービス:
- GMOとくとくBB光(GMO光アクセス)
- ドコモ光
- auひかり
- WiMAX +5G
アクセス開発部のお仕事
インターネットサービスのお申込からアフターフォローにいたるまでの、一連のWebアプリケーション開発を担っています。
フロントエンド/バックエンドエンジニアの他に、プロジェクトの取りまとめ役であるディレクターも在籍しています。
どんなシステムを開発しているのか?:
・サービスのお申込フォーム
・会員ページ(BBnavi)
・契約情報管理ツール(社内スタッフツール)
・回線事業者とのデータ連携
・月額利用料金の計算(課金システム)
など
開発環境:
開発言語はC#.NET、データベースはOracleを主に利用しています。
これまでシステムがオンプレミスで稼働していましたが、計画的にクラウド環境に移行しています。
GMOとくとくBBのこれから
おかげさまでサービス提供から15周年を迎えることができました。
一般的に基幹システムの寿命は10年以下といわれており、転換期に来ていると感じています。
上述のクラウド環境への移行以外にも、販売管理機能の刷新を予定しています。
また、AI活用も着実に進んでいます。
- Github Copilot/Github Copilot Chat
AIがGitHub上のコードを日々学習し、適したコードを示してくれることによるコーディング時間短縮 - テスト自動化
リグレッションテストを主に自動化して、テスト時間の短縮と抜け漏れを防止 - コールセンター業務へのAI活用
オペレーターに代わってAIが自動応答することでの通話待ち時間の短縮
会話内容の自動要約(文字起こし)による後処理時間の短縮
最後に
以上、インターネット(アクセス事業)について説明させて頂きました。
ほんの少しでもご理解いただけたなら幸いです。
昨今、AIの技術革新が目まぐるしく進んでいます。
SF(フィクション)の話と思っていたことも現実見を帯びてきました。
仕事をするうえでの「人とAIとの境界線」も徐々に無くなりつつありますが、
「人にしか出来ないこと」「AIより人の方が優れていること」は残るはずです。
そういった領域を見つけて挑戦し続けていくことを大切にしながら、引き続きお客さまに喜んでいただけるサービス提供をしていきます。